1台で前面/上面排紙兼用であり、レジ台の上、カウンタの下棚、専用キット(オプション)による壁掛けなど、様々な場所に設置できます。また、前面排紙設置時は防滴特性(IEC60529 IPX1相当)を有し、キッチンなどでも安心してご利用いただけます。
異物などによりカッタ刃がロックした場合でも、用紙カバーを開けるだけでリカバリが可能です。
USB、シリアル、イーサネット、Bluetoothモデルに加えて、USBとシリアルの2つのインタフェースを備えたUSB+シリアルモデルの5種類から選択可能です。
USB+シリアル
シリアルインタフェースは、ホスト機器との通信のほか、ポールディスプレイやスキャナなどの周辺機器と接続することができます。その際、5Vあるいは12Vの電源を周辺機器に供給すること(パワードシリアル機能)も可能です。
Powered USB
通常のUSBモデルに、専用ケーブルを使用することによってPoweredUSBが使用できます。またPoweredUSBでも、より高速印字が可能な“ヘッド動的分割駆動”が選択可能です。
印字スピードと印字品質の要求に対し、4つの印刷設定で対応します。
- 印字内容に関係なく最高印字速度を200mm/秒とする「高速」設定
- 印字内容に関係なく最高印字速度を180mm/秒とし、騒音を低減する「中速(静音)」設定
- バーコードやロゴなどのイメージ部は「低速」印字し、文字部は「高速」印字とする事で、“印字速度”と“印字品質”を両立した「中速(品質)」設定
※下図参照 - 印字内容に関係なく、印字速度を下げ、印字品質を優先する「低速」設定
上余白Min. 2mm
レシートの先頭でバックフィードコマンドを指定することにより、上余白を最小約2mmまで削減可能です。
縮小印字機能
Windows®Driverの縮小印字機能により、アプリケーションソフトウェアの変更なしに80mmレシートを58mmレシートに印字したり、25%~100%の縮小率指定により、用紙の使用量を削減できます。
ESC/POS™コマンドの他、マークアップ言語をサポート。Webブラウザを使用してパソコン上で印刷内容の確認やデバックができるため、ESC/POS™やOPOSの知識のない方でもアプリケーションソフトウェア開発を容易に行うことができます。
Windows®汎用アプリケーションからの印刷以外に、各種設定(登録)を行う管理用ツールと、プリンターを直接制御するSDKを提供します。
管理用ツール
- プリンター情報の管理
- メモリスイッチの変更
- 簡単なテスト印刷
- ログ管理
- NVイメージの登録
- コードページの登録
- その他(ドライバ設定管理)
SDK
Windows
- 専用Win32 API(Devmode API 含む)
- 専用.NET API(Devmode API 含む)
Linux
- CUPS Filter
- Communication Library
Android
- Printer Class Library
iOS
- Printer Class Library