セイコーインスツル株式会社

SEIKO

導入事例 株式会社ミライト様

導入事例 株式会社ミライト様
技術開発本部 担当部長 山田正美様

導入のきっかけ

2011年3月11日の東日本大震災に伴う消費電力量総量規制に従い、2011年夏には強制的に空調をオフにしたため、室内環境は激烈なものとなった。従業員が体調不良を訴えたこともあり、2012年の夏には、節電と快適性の伴う空調対策が必要だった。2009年に新築したオフィスビルであり、大掛かりな工事をせずに省エネ対策が必要だった。そのため、有線工事の必要のないCO2濃度を計測できる無線センサを設置し、データ基づいた空調制御を実施するために、設置が容易な「ミスター省エネ」の採用を決断した。

ソリューション

7階建てのオフィスビル。1階にベースを置き、各階にルータを設置。
上下階をマルチホップで繋ぎネットワークを構成。

CO2ノードからのCO2濃度データをもとに、空調機の制御に活用した。7階建てのオフィスビルの5フロアにCO2ノード計13台を設置し、ミスター省エネのアドホック機能によりデータの通信精度を確保。また、1階にベース、2~7Fの各フロアにルータを設置し、上下階をマルチホップにて繋いでネットワークを構成した。

ノードモニタ

効果

ノードモニタ

「設置が簡単。実働2時間で設置できた。」
ワイヤレスだからできる簡単ネットワーク構築。

設置時にセイコーインスツルの無償アプリケーションソフトノードモニタにある「ネットワークアナライザー」機能を使用し、通信状況を可視化することができた。それによりボトムネックが判りやすく、実働2時間で無線機器の設置が完了したため、設置に関わる費用を最小限にとどめることができた。

会社情報

株式会社ミライト
株式会社ミライト

情報通信の「総合エンジニアリング&サービス会社」をめざし、成長を続ける企業様です。
ICT事業、総合設備事業、モバイル通信設備事業、NTT通信設備事業の4分野を捉え、高い技術力と幅広いサービスエリアを武器として、日本の情報通信インフラの構築に貢献されてます。
*) 2012年10月1日に大明株式会社から社名変更