導入事例
スマート空調導入による空港でのエネルギー使用量と感染リスクの削減
導入における課題
- 従来の空調システムよりも温・湿度センサの設置点数を多くする必要がある。
- 空調効率を高め、感染リスクを低減するための機器(マルチダクト)を柱ごとに設置し制御する必要があるが、配線工事に時間とコストをかけられない。
ソリューション
提案
- ミスター省エネを導入することにより、多くの設置点数の温・湿度センシングを無線で行うことが可能。
- リモートI/Oノードをマルチダクトの制御盤に組み込むことで、無線制御することが可能。
- 無線制御により配線工事が少なくなり、導入コスト削減が可能。
効果
- 弊社製品を利用したスマート空調システムで空調消費CO2排出量50%以上、ウイルス感染リスク95%以上削減を目指しています。(以下、プロジェクト参考動画)
本実証試験は関西エアポート株式会社と神戸大学が環境省委託事業※で実施したプロジェクトです。
※ 「革新的な省CO2型感染症対策技術等の実用化加速のための実証事業(空港等における感染リスク見える化と殺菌性能を付与した高度スマート空調技術開発・実証)」
構成
- 冷房使用時には下部に滞留した冷気を、暖房使用時には上部に滞留した暖気をマルチダクトから吸い込み人の高さの排出口から吐き出すことで空調効率を高め省エネにつなげる。温・湿度ノードやプラットフォーム温度ノードで吸入口の温度を測定。
- UVC殺菌装置、送風機をリモートI/Oノード SW-42C0-1000でAIにより遠隔制御。
- CO2,O3濃度計にリモートI/Oノード SW-42B0-1000を接続し4-20mAのアナログ信号を無線化。