セイコーインスツル株式会社 大野事業所
- ●所在地
- 千葉県市川市大野町1-431
- ●事業概要
- 精密金属部品の開発・試作製造・販売
- ●設立
- 1961年10月
- ●ISO14001認証取得
- 1999年 3月10日(事業所単独認証日)
- ●ゼロエミッション達成
- 2000年11月
事業所の紹介
大野事業所では、精密金属部品の開発、試作製造および販売を行っており、社員全員が環境活動に取り組んでいます。
また、大野事業所は住宅に隣接する立地条件のため、事業所周辺清掃活動、地元小学校の「かけこみ110番」の協力など、近隣住民の方たちとの調和を目指した活動も行っています。
環境方針
セイコーグループ環境方針
セイコーグループは地球環境の保全が社会全体にとって最重要課題の一つであることを認識し、豊かな時を共有できる持続可能な社会の実現をめざします。
- 社会の要請に応えた活動に積極的に取り組み、環境パフォーマンスの向上、ひいてはステークホルダー価値の向上に努めます。
- 法令及び同意したその他の要求事項の遵守はもとより、環境リスクの低減と汚染の予防に努めます。
- 温室効果ガス排出量の削減を徹底し、気候変動の緩和と適応に努めます。
- 資源の有限性と貴重さを認識し、資源循環に努めます。
- 事業活動が生態系サービスの恩恵を受け、同時に影響を与えていることを認識し、生物多様性の保全に努めます。
- 使用する化学物質および製品への含有化学物質の適切な管理を徹底します。
- 全ライフサイクルにおいて環境に配慮し、加えて環境保全に貢献できる製品・サービスを提供します。
- 社員の環境意識の向上を図り、全員で環境活動に取り組みます。
- 情報公開に努め、社会とのコミュニケーションを推進します。
- 本方針の実現に向けて環境目標・計画を設定し、実行および結果を評価しながら継続的改善を図ります。
トピックス
■生物多様性保全活動
2016年2月より、千葉県のヒメコマツ回復事業の一環として募集があった「ヒメコマツ系統存続サポーター」に登録をし、 千葉県の絶滅危惧種であるヒメコマツを育成しています。毎年春になると、新芽がたくさん出て元気に成長しています。 今後もヒメコマツの育成を通じ、生物多様性の理解を深めるとともにヒメコマツの遺伝系統の保存に協力をしていきます。
また、事業所の敷地には千葉県絶滅危惧種Ⅱ類一般保護生物となっているキンランが生息しており、春になると小さな黄色い花を観察することができます。今後も継続して生息状況を見守っていきます。
その他には、市川市の生物多様性モニタリング調査員として、事業所内で生物を発見した際には「いちかわ生きものマップ」 への投稿をする活動も行っています。
■省エネ活動
2023年度も事業所内照明機器のLED化工事を実施し、全体の約8割がLED照明となりました。今後も引き続き照明機器のLED化を図っていきます。
■地域への貢献
毎年5月と10月に地域貢献の一環として事業所周辺清掃活動を行っています。 毎回20名弱の社員が参加し、ゴミ拾いや草刈りを行い事業所周辺道路の美化に努めています。また、事業所周辺清掃活動を通じて市川市市民マナー協力団体にも登録を行っています。